NOBILES Days
Jump to navigation2005 F-1 Monaco Tour (12) - Day3(5/19) Walk Around In Monaco
気がついたら今年のモナコGPもとっくに終ってしまっている。
つまりは、俺らが観に行ったモナコGPから3年が経過したことになるわけだ。なのに、観戦記はまだ半分も終了していないという体たらくである。まあいっか、ネタが無い時のブログ埋めネタとしては (^-^;。
というわけで、久々の2005年モナコGP観戦記の続きである。
バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
4.To Vence
5.At Vence
6.Vence Old Town
7.First Monaco
8.Kir Royal
9.Free Practice 1
10.Free Practice 2
11.Meet F-1 Drivers
モナコ市街のギャラリーもF-1モード
(ContaxU4R(13.1mm=equiv85mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
ひとしきり...と一口に言っても、1時間半くらいはパドック周辺でサイン待ちを粘った。確かこの際に3回チャンピオンを獲得した伝説的ドライバー、ジャッキー・スチュワートのサインもゲット！本当に感動的だった。
偉大な人物なのだが、本人はかなり小柄だ。それでも、スコティッシュの誇りたるタータンチェックのお決まりのハンチング帽姿で小奇麗に決めた風貌にはやはり風格というものが漂っていた。
確か'71年のチャンピオン決定レースではひどい体調ながら不屈の闘志で入賞してタイトルを決めた「鉄の男」というイメージがあった。しかしその表情は柔らかで、握手した手も暖かく柔らかかった。が、深く刻まれた顔の皺は、厳しい世界を生きた人物であることを雄弁に語っていた。
'69, '71, '73年チャンピオン、ジャッキー・スチュワート
この写真自体は翌日撮ったもの
(ContaxU4R(7.7mm=equiv46.2mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/250sec, F7.5, ISO100)
だが、ジャッキーは自動車関係の選挙が近かっただかなんだかでロビー活動に熱心で、このGP期間中いたるところで目撃することになる。あまり会いすぎるのも、なんだかせっかくのサインの希少価値が下がるようで残念な感じだ。人間なんて勝手なもんである。
まあ、それでも、彼は牧歌的で危険極まりなかったF-1レースの安全性向上を唱え、ドライバーの扱いに関しても大きく立場を引き上げた偉大な人物だ。お会いできたのは光栄なことだった。
一旦コースから出た俺達。ここで俺の中に「このモナコのコースを歩いて一周してみたい」という欲が沸々と湧き上がってきたのだった。何も、これだけサインで粘った後でなくても。恐る恐る嫁さんにその意向を伝える「せっかく来たんだから、それもいいんじゃない？私もブランドショップ見たいし」。おお、さすがモナコ。ブランドの力は強いぜ。
とは言っても、炎天下の中で大分右往左往したので、まずは休憩をとる。オープンカフェなんぞでカプチーノと洒落込んでいると、近くでじゃれ合っていた二人の女の子が近づいてきた。
「Are you Japanese?」
いきなりの展開に面食らうが、モナコの子供は極めて人懐っこい。英語がまともに出てこない俺らの回答を聞いたか聞かぬか間髪いれずに
「Honeymoon?」
...「い、Yes」
すると、（想像するに）日本語にすれば「ラブラブなんだねー、ムチュムチュ」とでも言いつつ、二人でキスの真似をして大爆笑している。一頻り大爆笑の後、唖然とする我々を置き去りにして、また二人でじゃれ合いながら、疾風のように去っていってしまった。まったく持ってマセガキである (^-^;;。
しかし、この余裕、このリラックスぶり。近くに親が居る様子でもなかったので、きっと現地の子供なのだろう。これがモナコに住むセレブの余裕というやつであろうか。
俺らから離れてもキャッキャとじゃれ合っていた（隠し撮りなので(^_^;拡大はナシ）
(ContaxU4R(17.4mm=equiv113mm,trimmed), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO64)
その程近くにあった中国料理屋「Le Mahjong」
...モナコ人の中国のイメージは麻雀ですか (^_^;。これも拡大なし。
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm,trimmed), ProgramMode, 1/125sec, F7.5, ISO50)
さあ、一息ついたところでコース（の外側）一周の旅に出る。まずは嫁さん御所望のブランドショップが並ぶ辺りのオテル・ド・パリやオテル・エルミタージュといったエリアを目指す。
今回のモナコマップ。青が俺達が辿ったルートだ。今回から拡大なし（十分見えるでしょ？）
モナコは、よく熱海と対比されるように、海に向かって割と断崖になっている。そこに、高級なマンションやホテル、道路などが集中しているので、なかなか不思議な光景が繰り広げられる。
断崖に立つ高級マンション群
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/400sec, F4.0, ISO50)
これ、（ちょっと画角がいまいちなのだが）左下に見えているのは実は駅なのである。しかも、朝降りた駅と同じモンテカルロ駅だ。大分東へ歩いたつもりだったが、実は地下で延々繋がっていて、こんな大仰な駅舎になっていたのだ。朝降りた出口の方が実はサブで、こちらの方がメインのようだ。
で、駅舎の中をエレベーター（エスカレーターもあった）で3〜4階分程度上がると、断崖の上部分に出る。なんとそこにもまた活気溢れる街の風景があった。
モンテカルロ駅構内から港側を見る
カモメが飛んでいる
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/500sec, F4.0, ISO50)
駅を出た断崖上側の道路から
さっきの写真を撮ったポイント(陸橋)があんなに下にある。
派手に白飛びしてるので拡大はナシ。
(PanasonicDMC-FZ10(7.7mm=equiv46mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/100sec, F2.8, ISO50)
まったく、日本では考えられない構造だ。というか、モナコにしかないんではないか。
このモンテカルロ駅の東口？から5分も歩くと、オテル・ド･パリやオテル・エルミタージュなどの伝統ある高級ホテルやブランドショップなどが集まる区画に出る。
風格漂うオテル・エルミタージュ
左が海側。撮影者背中側にオテル・ド・パリがある。
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/125sec, F3.7, ISO50)
ここはちょっとした広場というかロータリーのようになっていて、ちょうど亡くなって間もなかった前王であるレーニエ三世の胸像などがあったりした。
当時亡くなったばかりのレーニエIII世胸像
後ろの建物は確かオテル・ド・パリ...のはず...
(PanasonicDMC-FZ10(28.7mm=equiv172mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/100sec, F3.7, ISO50)
そして、ここにはエンツォ・フェラーリやらランボルギーニ・ムルシエラゴなど、もう垂涎ものの高級車がずらりと並んでいた。
エンツォ・フェラーリ
この日、普通に3,4台は見たはず
(PanasonicDMC-FZ10(22.8mm=equiv137mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO75)
同じくモナコでは「普通」なランボルギーニ・ガヤルド
(PanasonicDMC-FZ10(16.0mm=equiv96mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO50)
全く以って眩暈がしてくるような光景である (´Д｀;。
つづく。まだまだ！
つまりは、俺らが観に行ったモナコGPから3年が経過したことになるわけだ。なのに、観戦記はまだ半分も終了していないという体たらくである。まあいっか、ネタが無い時のブログ埋めネタとしては (^-^;。
というわけで、久々の2005年モナコGP観戦記の続きである。
バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
4.To Vence
5.At Vence
6.Vence Old Town
7.First Monaco
8.Kir Royal
9.Free Practice 1
10.Free Practice 2
11.Meet F-1 Drivers
モナコ市街のギャラリーもF-1モード
(ContaxU4R(13.1mm=equiv85mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/45sec, F2.8, ISO100)
ひとしきり...と一口に言っても、1時間半くらいはパドック周辺でサイン待ちを粘った。確かこの際に3回チャンピオンを獲得した伝説的ドライバー、ジャッキー・スチュワートのサインもゲット！本当に感動的だった。
偉大な人物なのだが、本人はかなり小柄だ。それでも、スコティッシュの誇りたるタータンチェックのお決まりのハンチング帽姿で小奇麗に決めた風貌にはやはり風格というものが漂っていた。
確か'71年のチャンピオン決定レースではひどい体調ながら不屈の闘志で入賞してタイトルを決めた「鉄の男」というイメージがあった。しかしその表情は柔らかで、握手した手も暖かく柔らかかった。が、深く刻まれた顔の皺は、厳しい世界を生きた人物であることを雄弁に語っていた。
'69, '71, '73年チャンピオン、ジャッキー・スチュワート
この写真自体は翌日撮ったもの
(ContaxU4R(7.7mm=equiv46.2mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/250sec, F7.5, ISO100)
だが、ジャッキーは自動車関係の選挙が近かっただかなんだかでロビー活動に熱心で、このGP期間中いたるところで目撃することになる。あまり会いすぎるのも、なんだかせっかくのサインの希少価値が下がるようで残念な感じだ。人間なんて勝手なもんである。
まあ、それでも、彼は牧歌的で危険極まりなかったF-1レースの安全性向上を唱え、ドライバーの扱いに関しても大きく立場を引き上げた偉大な人物だ。お会いできたのは光栄なことだった。
一旦コースから出た俺達。ここで俺の中に「このモナコのコースを歩いて一周してみたい」という欲が沸々と湧き上がってきたのだった。何も、これだけサインで粘った後でなくても。恐る恐る嫁さんにその意向を伝える「せっかく来たんだから、それもいいんじゃない？私もブランドショップ見たいし」。おお、さすがモナコ。ブランドの力は強いぜ。
とは言っても、炎天下の中で大分右往左往したので、まずは休憩をとる。オープンカフェなんぞでカプチーノと洒落込んでいると、近くでじゃれ合っていた二人の女の子が近づいてきた。
「Are you Japanese?」
いきなりの展開に面食らうが、モナコの子供は極めて人懐っこい。英語がまともに出てこない俺らの回答を聞いたか聞かぬか間髪いれずに
「Honeymoon?」
...「い、Yes」
すると、（想像するに）日本語にすれば「ラブラブなんだねー、ムチュムチュ」とでも言いつつ、二人でキスの真似をして大爆笑している。一頻り大爆笑の後、唖然とする我々を置き去りにして、また二人でじゃれ合いながら、疾風のように去っていってしまった。まったく持ってマセガキである (^-^;;。
しかし、この余裕、このリラックスぶり。近くに親が居る様子でもなかったので、きっと現地の子供なのだろう。これがモナコに住むセレブの余裕というやつであろうか。
俺らから離れてもキャッキャとじゃれ合っていた（隠し撮りなので(^_^;拡大はナシ）
(ContaxU4R(17.4mm=equiv113mm,trimmed), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO64)
その程近くにあった中国料理屋「Le Mahjong」
...モナコ人の中国のイメージは麻雀ですか (^_^;。これも拡大なし。
(ContaxU4R(5.8mm=equiv38mm,trimmed), ProgramMode, 1/125sec, F7.5, ISO50)
さあ、一息ついたところでコース（の外側）一周の旅に出る。まずは嫁さん御所望のブランドショップが並ぶ辺りのオテル・ド・パリやオテル・エルミタージュといったエリアを目指す。
今回のモナコマップ。青が俺達が辿ったルートだ。今回から拡大なし（十分見えるでしょ？）
モナコは、よく熱海と対比されるように、海に向かって割と断崖になっている。そこに、高級なマンションやホテル、道路などが集中しているので、なかなか不思議な光景が繰り広げられる。
断崖に立つ高級マンション群
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/400sec, F4.0, ISO50)
これ、（ちょっと画角がいまいちなのだが）左下に見えているのは実は駅なのである。しかも、朝降りた駅と同じモンテカルロ駅だ。大分東へ歩いたつもりだったが、実は地下で延々繋がっていて、こんな大仰な駅舎になっていたのだ。朝降りた出口の方が実はサブで、こちらの方がメインのようだ。
で、駅舎の中をエレベーター（エスカレーターもあった）で3〜4階分程度上がると、断崖の上部分に出る。なんとそこにもまた活気溢れる街の風景があった。
モンテカルロ駅構内から港側を見る
カモメが飛んでいる
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/500sec, F4.0, ISO50)
駅を出た断崖上側の道路から
さっきの写真を撮ったポイント(陸橋)があんなに下にある。
派手に白飛びしてるので拡大はナシ。
(PanasonicDMC-FZ10(7.7mm=equiv46mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/100sec, F2.8, ISO50)
まったく、日本では考えられない構造だ。というか、モナコにしかないんではないか。
このモンテカルロ駅の東口？から5分も歩くと、オテル・ド･パリやオテル・エルミタージュなどの伝統ある高級ホテルやブランドショップなどが集まる区画に出る。
風格漂うオテル・エルミタージュ
左が海側。撮影者背中側にオテル・ド・パリがある。
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/125sec, F3.7, ISO50)
ここはちょっとした広場というかロータリーのようになっていて、ちょうど亡くなって間もなかった前王であるレーニエ三世の胸像などがあったりした。
当時亡くなったばかりのレーニエIII世胸像
後ろの建物は確かオテル・ド・パリ...のはず...
(PanasonicDMC-FZ10(28.7mm=equiv172mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/100sec, F3.7, ISO50)
そして、ここにはエンツォ・フェラーリやらランボルギーニ・ムルシエラゴなど、もう垂涎ものの高級車がずらりと並んでいた。
エンツォ・フェラーリ
この日、普通に3,4台は見たはず
(PanasonicDMC-FZ10(22.8mm=equiv137mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO75)
同じくモナコでは「普通」なランボルギーニ・ガヤルド
(PanasonicDMC-FZ10(16.0mm=equiv96mm,trimmed to 3:2), ProgramMode, 1/60sec, F2.8, ISO50)
全く以って眩暈がしてくるような光景である (´Д｀;。
つづく。まだまだ！
nobilesの投稿(15:25:38-2008-07-26) -
カテゴリ: Monaco
コメント
No comments yet
コメントを追加
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)TrackBack URL
DISALLOWED (TrackBack)
メインページ
Calendar
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
NewEntries
最新COMMENTS
■20-07-11 21:47>ああ、あのeh
■20-07-10 01:07>そうです、予
■20-07-09 22:36>あっ、ショー
■20-07-06 07:27>50-34のチェ�
■18-01-05 00:53>おやこれはぱ
■18-01-04 23:56>手出しちゃっ
■15-07-27 23:21>おっと、今か
■15-07-22 11:40>良質な小説読
■15-02-21 09:29>おや、どなた
■15-02-20 08:05>ほー、勉強に
カテゴリ
- All
- Bicycle
- Breast Cancer
- Change Job
- Formula-One
- Gourmet
- Injury
- Mac
- Main
- Monaco
- Music
- Peugeot
- Photo
- Travel
Archives
My Links
NOBILES Web検索
プロフィール
RSS対応
RSS v2.0
RSS v0.91
RSS v1.0
管理
管理室へ携帯用ブログ
携帯用URL