NOBILES Days
Jump to navigationToward The Shining Future 10
10月に転居してきた家では、駐車場に車を入れるためには芝生の庭で切り返しをしなければならない。
ところが、数年間にわたり芝生は放置された状態だったため、ここのところの雨や雪ですっかりぬかるんで沼のようになってしまった。車で上を通るとハンドルを取られてしまうほどだ。
今日、試しに芝生を一束買ってきて敷き、さらにガードとしてプラスチックの網？のようなもの（グリーンガード）も上から敷いた。が、まあ試しにとは言え、ぬかるんでしまった箇所の1/6程度しかカバーできず閉口した。全体をカバーしようとするとかなりの出費になってしまうからだ。
しかしながら、車を出す度にハンドルをとられて怖い思いをしたり、車が泥まみれになってしまうのも困る。...一体どうしたものか。なかなか悩ましいのである。
Magic Mouse（本文とはまったく関係ございません）
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/30sec, F2.0, ISO800)
さて、転職顛末記も第十弾まできた。だがしかし、まだまだ続くよっ。
10. Pass [通過]
*** Back Number ***
1. The Start [きっかけ]
2. Left Alone [取り残されて]
3. Go From One Fair To Another [転職フェアはしご]
4. The Bog [泥沼]
5. Realize [気づき]
6. Beaten Up [こてんぱん]
7. The Sadist [サディスト]
8. The Agent [エージェント]
9. The Application [応募]
ボスの退職が迫るとともに、取り残される寂しさに打ちひしがれながらも、ようやくポジティブな、自分なりの転職活動ストーリーが描けつつあった2009年9月。俺は、ずっと異動希望も出していたマニュアル制作の仕事をできる会社と、某巨大鉄道会社の信号システムの開発という二つの案件に応募した。
そんな頃に、一足先に転職していた元同僚で、音楽祭でよく一緒になったアカペラグループafterglowのmaruと飲んだ。
いろいろな話をしたが、転職活動中には、プライベートでも様々なことが起きたという話が印象的だった。
また、その機会に面接対策の本を紹介してもらった。
普段俺はマニュアル本みたいなものは好きではないタチだが（アマノジャッキーだから）、他ならぬmaruの紹介だし、藁をも掴もうという時期だったので、早速発注した。会社に届く割引通販で！
読んでみると、これがマニュアル本というより、面接に向けた心構えの持って行き方...いや、むしろ転職活動自体の挑み方、意義づけ方のようなことが書かれた本で、なかなか面白かった。
ここまで触れてこなかったが、実は俺のいた部署は他社との合弁会社として10月から分社化されることになっていた。それに伴い、大きな組織変更や、雰囲気の変化が予想されていた（いや、実はお見舞いシーンでちょっと触れている）。
幸か不幸か、勤務するフロアはこれまでと同じということは決まっていたが、それ以外のことが余りにも不確定すぎて、俺のみならず不安を抱えていた人は多かったはずだ。
「転職ぶっちゃけ部屋」と化していた俺とボスのいる部屋を訪れる、早期優遇で辞めなかったメンバーでも、転職というものに興味津々な人、「実は俺も活動してた」という人はかなり多かった。
さて、浮き沈みを繰り返しつつも、俺の気持ちはやはり転職の方向へと明確に向いていた。ボスにも「なんだかすっかり吹っ切れちまってつまんないな、からかえなくて」と言われたものだ。
そんなある日...9/16のことだ。またJR駅から地下鉄一駅分をせっせと歩いていた時に、ふと携帯電話に留守電が残されていることに気づいた。
再生してみる。転職仲介会社「R」のあの眠そうな目のエージェントだった。
「ご応募させていただいた○○社につきまして、書類選考を通りました」
....！！！！！
なんと、マニュアル制作の仕事の書類選考に通ったという電話だった。活動開始以来、初めてのことだった。
家に着くと、詳細のメールが届いていた。1週間以内に数ヶ所ある適性検査のテストセンターで受検し、その後一次面接を行うということだった。
早速その2日後、9/18の金曜日に午前半休をとって受検しようと考え、ちょうど会社と家の間にある会場の予約を入れた。
適性検査とは一体なんだろうとサイトを見て行くと、どうやらSPIのようなもので、知能テスト的な内容と性格テスト的な内容とを、検査専門会社のセンターにあるPCで行うもののようだった。
模擬テストのようなものもあったので、それをやってみたりして、いよいよ本格的になってきた転職活動の手応えに胸を踊らせた。
予約を入れた18日は夕方からボスの送別会でもあった。そんな日に、転職に向けた大きな一歩を踏むというのは、なんだか運命めいたものを感じたものだ。本当に、天から光が降り注いだような気分になった。
しかし、そんな希望の光は、残酷なまでに、あっさりとひねり潰されることになる。
...あの日が、やってきたのだ。
つづく。
ところが、数年間にわたり芝生は放置された状態だったため、ここのところの雨や雪ですっかりぬかるんで沼のようになってしまった。車で上を通るとハンドルを取られてしまうほどだ。
今日、試しに芝生を一束買ってきて敷き、さらにガードとしてプラスチックの網？のようなもの（グリーンガード）も上から敷いた。が、まあ試しにとは言え、ぬかるんでしまった箇所の1/6程度しかカバーできず閉口した。全体をカバーしようとするとかなりの出費になってしまうからだ。
しかしながら、車を出す度にハンドルをとられて怖い思いをしたり、車が泥まみれになってしまうのも困る。...一体どうしたものか。なかなか悩ましいのである。
Magic Mouse（本文とはまったく関係ございません）
(PentaxK-7, PentaxFA31mmLimitedF1.8, ApertureValueMode, 1/30sec, F2.0, ISO800)
さて、転職顛末記も第十弾まできた。だがしかし、まだまだ続くよっ。
10. Pass [通過]
*** Back Number ***
1. The Start [きっかけ]
2. Left Alone [取り残されて]
3. Go From One Fair To Another [転職フェアはしご]
4. The Bog [泥沼]
5. Realize [気づき]
6. Beaten Up [こてんぱん]
7. The Sadist [サディスト]
8. The Agent [エージェント]
9. The Application [応募]
ボスの退職が迫るとともに、取り残される寂しさに打ちひしがれながらも、ようやくポジティブな、自分なりの転職活動ストーリーが描けつつあった2009年9月。俺は、ずっと異動希望も出していたマニュアル制作の仕事をできる会社と、某巨大鉄道会社の信号システムの開発という二つの案件に応募した。
そんな頃に、一足先に転職していた元同僚で、音楽祭でよく一緒になったアカペラグループafterglowのmaruと飲んだ。
いろいろな話をしたが、転職活動中には、プライベートでも様々なことが起きたという話が印象的だった。
また、その機会に面接対策の本を紹介してもらった。
普段俺はマニュアル本みたいなものは好きではないタチだが（アマノジャッキーだから）、他ならぬmaruの紹介だし、藁をも掴もうという時期だったので、早速発注した。会社に届く割引通販で！
読んでみると、これがマニュアル本というより、面接に向けた心構えの持って行き方...いや、むしろ転職活動自体の挑み方、意義づけ方のようなことが書かれた本で、なかなか面白かった。
ここまで触れてこなかったが、実は俺のいた部署は他社との合弁会社として10月から分社化されることになっていた。それに伴い、大きな組織変更や、雰囲気の変化が予想されていた（いや、実はお見舞いシーンでちょっと触れている）。
幸か不幸か、勤務するフロアはこれまでと同じということは決まっていたが、それ以外のことが余りにも不確定すぎて、俺のみならず不安を抱えていた人は多かったはずだ。
「転職ぶっちゃけ部屋」と化していた俺とボスのいる部屋を訪れる、早期優遇で辞めなかったメンバーでも、転職というものに興味津々な人、「実は俺も活動してた」という人はかなり多かった。
さて、浮き沈みを繰り返しつつも、俺の気持ちはやはり転職の方向へと明確に向いていた。ボスにも「なんだかすっかり吹っ切れちまってつまんないな、からかえなくて」と言われたものだ。
そんなある日...9/16のことだ。またJR駅から地下鉄一駅分をせっせと歩いていた時に、ふと携帯電話に留守電が残されていることに気づいた。
再生してみる。転職仲介会社「R」のあの眠そうな目のエージェントだった。
「ご応募させていただいた○○社につきまして、書類選考を通りました」
....！！！！！
なんと、マニュアル制作の仕事の書類選考に通ったという電話だった。活動開始以来、初めてのことだった。
家に着くと、詳細のメールが届いていた。1週間以内に数ヶ所ある適性検査のテストセンターで受検し、その後一次面接を行うということだった。
早速その2日後、9/18の金曜日に午前半休をとって受検しようと考え、ちょうど会社と家の間にある会場の予約を入れた。
適性検査とは一体なんだろうとサイトを見て行くと、どうやらSPIのようなもので、知能テスト的な内容と性格テスト的な内容とを、検査専門会社のセンターにあるPCで行うもののようだった。
模擬テストのようなものもあったので、それをやってみたりして、いよいよ本格的になってきた転職活動の手応えに胸を踊らせた。
予約を入れた18日は夕方からボスの送別会でもあった。そんな日に、転職に向けた大きな一歩を踏むというのは、なんだか運命めいたものを感じたものだ。本当に、天から光が降り注いだような気分になった。
しかし、そんな希望の光は、残酷なまでに、あっさりとひねり潰されることになる。
...あの日が、やってきたのだ。
つづく。
nobilesの投稿(22:17:35-2010-03-04) -
カテゴリ: Change Job
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