NOBILES Days
Jump to navigationDestroyed again - (13) Stimulus and fatigue
最近次女が、まー粗相をしまくる。特に、トイレがらみだ。
実は、トイレでできるようになった年齢は、長女と比べると次女の方が早かった。だが、長女は一旦できるようになったらほとんど失敗がなかった。それに引き換え次女はまぁ失敗する失敗する。
今日はパンツを入った状態で今でオシッコとウンチを1回ずつやった。居間で (^_^;。その度に嫁さんが割と完膚なきまでに怒る。その剣幕があまりにひどいので、言い出しにくくしてるんじゃないかと個人的には思うのだが、火がつくとどうにも嫁さんは止まらない。おいおい、教育はアメとムチでっせ。
それにしても、姉妹でこうもキャラクターが違うと面白いね。
MacBook Pro Retina and MacPro
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1.3sec, F8.0, ISO100)
大怪我日記第13回。やっと手術本番だよ。
バックナンバーはこちら。
=== Destroyed again - Backnumber ===
(1) The low sound
(2) The diagnosis
(3) A long long day
(4) Waiting long
(5) Take a radiograph of the opposite leg
(6) Almost got another injury
(7) The beauty focused on the retina
(8) The eye not beaten by water
(9) The substitute equipment
(10) The day before
(11) The calm afternoon
(12) The fearful tube
6/29、バンド練の帰りに左の膝蓋腱を断裂した俺は、7/7に手術を受けることになった。
いよいよ手術開始。5年前の右足の手術では使用されなかった「お小水の管」をいきなり挿入されて、俺は痛みと屈辱感に苛まれた。
管挿入で、俺は既に割と「這々の体（ほうほうのてい）」になっていたが、今度は麻酔の効果確認だ。看護師、千秋（違）に氷か何かを腕に当てられる。当然冷たい。
「はい、ではここで冷たさ感じますか？」
左の太ももの上辺りに当てられる。うん、まだ冷たい。俺が答えると、「2分、太もも○○」とか点呼していた。
その間も、右の二の腕に巻かれた血圧計が自動で定期的に膨らんで血圧を測定していた。
1〜2分の間を置いて再び麻酔確認だ。腕、太もも付近、患部である膝付近、爪先あたりを確認しただろうか。確かに、腕以外では冷たさを感じなくなった。ただ、事前の説明どおり触覚は残っていて、何かが当たっている感覚はあった。麻酔って昔からそうなのか？それとも進歩したのかな？
「では、よろしくお願いします」
麻酔の効果が確認されたところで本格的に手術が開始されるようだった。俺も周囲に合わせて「よろしくお願いします！」なんて声を出してみた。
「じゃ止血。300ね」
あ、数字とか適当だけど、なんかこんなことを先生が言った。すると、左足の付け根付近がグググッと締めつけられた。ちょうど血圧を測るときの感じだが、もう少し強く、そしてそれが弱まらずにずっと続く感じだ。これで左足への血流を抑制するのだろう。
もぞもぞと左膝を触られるのが分かる。あー、切るポイントでも探しているんだろうか。触覚が残っているということは、メスで切られる瞬間も分かるのだろうか。それは一体どんな感覚なのだろう？はっきり言って怖い。ああー、やっぱり眠らせてくれってお願いすれば良かったかなー、などと今更後悔してみたりする。
もぞもぞもぞ。
ひー、もういつまでも「もぞもぞ」してないで、ひと思いにやっちゃってください。怖いよー。
「どうですか？痛いですか？」
俺の右側に歩いてきた千秋（違）が声を掛けてきた。
「え？あ？痛くないですが…？」
「じゃあ大丈夫ですね。気分が悪くなったりしたらすぐに言ってくださいね」
…あれ？
どうやら、すでにメスが入れられて開いているようだ。メスで切られている感覚は全くなかった。なんだよ、怖がって損したじゃねーか！若干拍子抜けすらする。よくドラマで見かける「メス！」なんて言わないのね。
タオル地の目隠しのせいで、実際に執刀している先生の姿は全く見えないし、なにかボソボソ言っていてもその内容までは良く聞こえない。
…あ、事前説明の話の通り、確かに後ろで音楽が流れている。でも、俺が希望したクラシックでもなんでもないな。なんか’80年代の海外ポップスっぽいな。
ブォッブォッブブブブブッ！
ひぃっ！
何やらポンプみたいな音が聞こえてちょっとびっくりした。なんか分からないけど、血の回収でもしたのかな。
もぞもぞもぞ
ぐいっぐいっ
わっ！太ももの内側から腱が引っ張られてる！生々しすぎるヨー。
5年前はずっと眠らされていたわけだけど、その間にはこんなにいろいろあったのかな。なかなか情報量が多くて疲れる。
「はい、フォトフォトー！」
先生が、俺まで聞こえるくらい大きな声を出した。
「え？ホト？」
「ん？写真だよ写真」
「え？ああ、英語かぁ」
先生と、おばちゃん看護師さんのこんな会話で妙に手術室が和んだ。いやあの、患者としましては、写真くらいならいいけど、メスを何かと間違えないでくださいよ。
だが、もぞもぞぐいぐいの感覚に慣れてくると、だんだんと刺激も無くなってくる。何しろ、先生どうしの会話が良く聞こえない。たまに千秋（違）が来て「気分悪くないですか？」とか聞くのと、後方支援的な立場っぽい先述のおばちゃん看護師さんの笑い声が豪快だというくらいかな。なんだか怠惰感というか、倦怠感というか、ダルくなってくる。きっと、へったくそな男に抱かれている女性はこういう気分なのかな（←おっと、他人事で大丈夫？）。
少し顔を左に向けると、大きな時計が壁にかかっているのが見えた。15時を過ぎている。なんだかんだ1時間近く経っているのか。その下には俺の足のレントゲンが蛍光灯の入ったボードに並べられていた。
しかし、15時半頃だっただろうか、また刺激がやってきた。
「じゃあ、○○」
ん？先生が何かを言った。すると、千秋（違）が俺に声をかけてきた。
「今から大きな音がしますけど、大丈夫ですからねー」
ギュィーーーーーン
わっ。ど、ドリル？？ひぃーー。
だが、ドリルを当てられた感覚はなかった。しかし、間を置かずに今度は…
ガンッガンッガンッ
今度はハンマー！？
そうか、多分腱をお皿に固定させるための金具を打ち付けてるんだな。これはさすがに足に衝撃が来た。ひぃーーー。
もうしばらくしてこのセットがもう1回。多分左右に1カ所ずつとかいう感じなのだろう。
「はい、レントゲン」
「はーい。…もしもし。手術室C、○○さん、1枚です」
え？レントゲン？もう終わったの？レントゲン室に移動するの？？
そんな俺の思考をあっさり否定するように、間もなく、手術室の入り口が大きく開けられて、ガコガコッと何か大きなものが入ってくる音が聞こえた（タオル地の目隠しで入り口側の視界はほとんどない）。どうやら、手術室内にレントゲンの機械を入れて撮影できるようだ。
「あ、ちょっとライトを...」
屋根から太いアームでぶら下がった、2つの巨大な照明が邪魔なようで、看護師がググーとそれを俺から向かって左側の方に寄せた。
「レントゲン撮るんで、重りをお腹の上に載せますね」
千秋が俺の左側からやってきて、胸の辺りからタオル地と布の下にごそごそと「重り」を入れ、俺の腹の上に置いた。放射線を遮断でもするものだろうか。
5年前は、手術後にわざわざレントゲン室に行って撮影している。あの時は薬で眠っていたので手術中のことは分からないが、多分手術中にはレントゲンは撮っていないんじゃないか？これが病院の設備の充実度の違いなのか、それとも5年間の医学機器の進歩なのかは分からんが、とにかく、まだ縫合前の足のレントゲンを撮影しているようだった。撮影の瞬間は、通常のレントゲン室と同様、先生や看護師達も部屋から退避しているようだった。
レントゲンの撮影結果は割とすぐに上がってくるようで、先述の蛍光灯のボードのところでそれを見ながら何やら作戦会議をしているようだった。レントゲンということは基本的に骨しか見えないはずだから、お皿の位置が議題のようだった。
「スケール持ってきて」
「？？？す、すけえる？」
「え？定規だよ、定規」
またなんだか和む会話をしている (^_^;。どうやらレントゲン写真に定規を当てて、お皿の位置の確認をしているようだった。
それからしばらくは、「もぞもぞぐいぐい」と作業してはレントゲンを撮り、ということを4〜5回は繰り返しただろうか。かなり綿密にお皿の位置を決めているようだった。
そんなこんなしているうちに、俺の左側に見える時計はもう16時半を回ろうとしていた。なんか疲れてきたヨー。
「大丈夫ですか？気分悪くないですか？もう今閉じていこうという段階ですから、もう少しですよ」
あっ、だ、大丈夫です。俺の心を見透かすようなタイミングで千秋（違）が声を掛けてきて少しびっくりする。
ぐいぐいきゅっきゅ。千秋の言う通り、どうやらメスで開いた箇所の縫合に入ったようだ。
「じゃあ、止血も停止ね。止血時間は？」（←本当に何言ったかは若干記憶がアバウトだがこんな感じ）
「2時間○○分です。あ、今から左足に急に血が流れるんで、ちょっと変な感じがしますよー。気持ち悪くなったら言ってくださいね」
左足の根元にかかっていた圧力がフーーッと抜けた。あー、なるほど、確かにちょっと貧血状態のようにズーンとした感じがあった。
「はい、またレントゲン。曲げた状態も左右撮るから…4枚」
え？曲げた状態？そうか、麻酔で力が入らないから、繋いだばかりの今の状態でも曲げることはできるのか。
撮影されてる間、言葉を信じるなら膝を曲げられていたはずで、実際触られている感じはあるのだが、曲げられている感覚はまったくなかった。だから、触られているのに、その箇所が虚空に浮かんでるかのようで、自分の足がどこかに行ってしまったかのような気持ち悪い感覚がした。
つづく。
実は、トイレでできるようになった年齢は、長女と比べると次女の方が早かった。だが、長女は一旦できるようになったらほとんど失敗がなかった。それに引き換え次女はまぁ失敗する失敗する。
今日はパンツを入った状態で今でオシッコとウンチを1回ずつやった。居間で (^_^;。その度に嫁さんが割と完膚なきまでに怒る。その剣幕があまりにひどいので、言い出しにくくしてるんじゃないかと個人的には思うのだが、火がつくとどうにも嫁さんは止まらない。おいおい、教育はアメとムチでっせ。
それにしても、姉妹でこうもキャラクターが違うと面白いね。
MacBook Pro Retina and MacPro
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1.3sec, F8.0, ISO100)
大怪我日記第13回。やっと手術本番だよ。
バックナンバーはこちら。
=== Destroyed again - Backnumber ===
(1) The low sound
(2) The diagnosis
(3) A long long day
(4) Waiting long
(5) Take a radiograph of the opposite leg
(6) Almost got another injury
(7) The beauty focused on the retina
(8) The eye not beaten by water
(9) The substitute equipment
(10) The day before
(11) The calm afternoon
(12) The fearful tube
6/29、バンド練の帰りに左の膝蓋腱を断裂した俺は、7/7に手術を受けることになった。
いよいよ手術開始。5年前の右足の手術では使用されなかった「お小水の管」をいきなり挿入されて、俺は痛みと屈辱感に苛まれた。
管挿入で、俺は既に割と「這々の体（ほうほうのてい）」になっていたが、今度は麻酔の効果確認だ。看護師、千秋（違）に氷か何かを腕に当てられる。当然冷たい。
「はい、ではここで冷たさ感じますか？」
左の太ももの上辺りに当てられる。うん、まだ冷たい。俺が答えると、「2分、太もも○○」とか点呼していた。
その間も、右の二の腕に巻かれた血圧計が自動で定期的に膨らんで血圧を測定していた。
1〜2分の間を置いて再び麻酔確認だ。腕、太もも付近、患部である膝付近、爪先あたりを確認しただろうか。確かに、腕以外では冷たさを感じなくなった。ただ、事前の説明どおり触覚は残っていて、何かが当たっている感覚はあった。麻酔って昔からそうなのか？それとも進歩したのかな？
「では、よろしくお願いします」
麻酔の効果が確認されたところで本格的に手術が開始されるようだった。俺も周囲に合わせて「よろしくお願いします！」なんて声を出してみた。
「じゃ止血。300ね」
あ、数字とか適当だけど、なんかこんなことを先生が言った。すると、左足の付け根付近がグググッと締めつけられた。ちょうど血圧を測るときの感じだが、もう少し強く、そしてそれが弱まらずにずっと続く感じだ。これで左足への血流を抑制するのだろう。
もぞもぞと左膝を触られるのが分かる。あー、切るポイントでも探しているんだろうか。触覚が残っているということは、メスで切られる瞬間も分かるのだろうか。それは一体どんな感覚なのだろう？はっきり言って怖い。ああー、やっぱり眠らせてくれってお願いすれば良かったかなー、などと今更後悔してみたりする。
もぞもぞもぞ。
ひー、もういつまでも「もぞもぞ」してないで、ひと思いにやっちゃってください。怖いよー。
「どうですか？痛いですか？」
俺の右側に歩いてきた千秋（違）が声を掛けてきた。
「え？あ？痛くないですが…？」
「じゃあ大丈夫ですね。気分が悪くなったりしたらすぐに言ってくださいね」
…あれ？
どうやら、すでにメスが入れられて開いているようだ。メスで切られている感覚は全くなかった。なんだよ、怖がって損したじゃねーか！若干拍子抜けすらする。よくドラマで見かける「メス！」なんて言わないのね。
タオル地の目隠しのせいで、実際に執刀している先生の姿は全く見えないし、なにかボソボソ言っていてもその内容までは良く聞こえない。
…あ、事前説明の話の通り、確かに後ろで音楽が流れている。でも、俺が希望したクラシックでもなんでもないな。なんか’80年代の海外ポップスっぽいな。
ブォッブォッブブブブブッ！
ひぃっ！
何やらポンプみたいな音が聞こえてちょっとびっくりした。なんか分からないけど、血の回収でもしたのかな。
もぞもぞもぞ
ぐいっぐいっ
わっ！太ももの内側から腱が引っ張られてる！生々しすぎるヨー。
5年前はずっと眠らされていたわけだけど、その間にはこんなにいろいろあったのかな。なかなか情報量が多くて疲れる。
「はい、フォトフォトー！」
先生が、俺まで聞こえるくらい大きな声を出した。
「え？ホト？」
「ん？写真だよ写真」
「え？ああ、英語かぁ」
先生と、おばちゃん看護師さんのこんな会話で妙に手術室が和んだ。いやあの、患者としましては、写真くらいならいいけど、メスを何かと間違えないでくださいよ。
だが、もぞもぞぐいぐいの感覚に慣れてくると、だんだんと刺激も無くなってくる。何しろ、先生どうしの会話が良く聞こえない。たまに千秋（違）が来て「気分悪くないですか？」とか聞くのと、後方支援的な立場っぽい先述のおばちゃん看護師さんの笑い声が豪快だというくらいかな。なんだか怠惰感というか、倦怠感というか、ダルくなってくる。きっと、へったくそな男に抱かれている女性はこういう気分なのかな（←おっと、他人事で大丈夫？）。
少し顔を左に向けると、大きな時計が壁にかかっているのが見えた。15時を過ぎている。なんだかんだ1時間近く経っているのか。その下には俺の足のレントゲンが蛍光灯の入ったボードに並べられていた。
しかし、15時半頃だっただろうか、また刺激がやってきた。
「じゃあ、○○」
ん？先生が何かを言った。すると、千秋（違）が俺に声をかけてきた。
「今から大きな音がしますけど、大丈夫ですからねー」
ギュィーーーーーン
わっ。ど、ドリル？？ひぃーー。
だが、ドリルを当てられた感覚はなかった。しかし、間を置かずに今度は…
ガンッガンッガンッ
今度はハンマー！？
そうか、多分腱をお皿に固定させるための金具を打ち付けてるんだな。これはさすがに足に衝撃が来た。ひぃーーー。
もうしばらくしてこのセットがもう1回。多分左右に1カ所ずつとかいう感じなのだろう。
「はい、レントゲン」
「はーい。…もしもし。手術室C、○○さん、1枚です」
え？レントゲン？もう終わったの？レントゲン室に移動するの？？
そんな俺の思考をあっさり否定するように、間もなく、手術室の入り口が大きく開けられて、ガコガコッと何か大きなものが入ってくる音が聞こえた（タオル地の目隠しで入り口側の視界はほとんどない）。どうやら、手術室内にレントゲンの機械を入れて撮影できるようだ。
「あ、ちょっとライトを...」
屋根から太いアームでぶら下がった、2つの巨大な照明が邪魔なようで、看護師がググーとそれを俺から向かって左側の方に寄せた。
「レントゲン撮るんで、重りをお腹の上に載せますね」
千秋が俺の左側からやってきて、胸の辺りからタオル地と布の下にごそごそと「重り」を入れ、俺の腹の上に置いた。放射線を遮断でもするものだろうか。
5年前は、手術後にわざわざレントゲン室に行って撮影している。あの時は薬で眠っていたので手術中のことは分からないが、多分手術中にはレントゲンは撮っていないんじゃないか？これが病院の設備の充実度の違いなのか、それとも5年間の医学機器の進歩なのかは分からんが、とにかく、まだ縫合前の足のレントゲンを撮影しているようだった。撮影の瞬間は、通常のレントゲン室と同様、先生や看護師達も部屋から退避しているようだった。
レントゲンの撮影結果は割とすぐに上がってくるようで、先述の蛍光灯のボードのところでそれを見ながら何やら作戦会議をしているようだった。レントゲンということは基本的に骨しか見えないはずだから、お皿の位置が議題のようだった。
「スケール持ってきて」
「？？？す、すけえる？」
「え？定規だよ、定規」
またなんだか和む会話をしている (^_^;。どうやらレントゲン写真に定規を当てて、お皿の位置の確認をしているようだった。
それからしばらくは、「もぞもぞぐいぐい」と作業してはレントゲンを撮り、ということを4〜5回は繰り返しただろうか。かなり綿密にお皿の位置を決めているようだった。
そんなこんなしているうちに、俺の左側に見える時計はもう16時半を回ろうとしていた。なんか疲れてきたヨー。
「大丈夫ですか？気分悪くないですか？もう今閉じていこうという段階ですから、もう少しですよ」
あっ、だ、大丈夫です。俺の心を見透かすようなタイミングで千秋（違）が声を掛けてきて少しびっくりする。
ぐいぐいきゅっきゅ。千秋の言う通り、どうやらメスで開いた箇所の縫合に入ったようだ。
「じゃあ、止血も停止ね。止血時間は？」（←本当に何言ったかは若干記憶がアバウトだがこんな感じ）
「2時間○○分です。あ、今から左足に急に血が流れるんで、ちょっと変な感じがしますよー。気持ち悪くなったら言ってくださいね」
左足の根元にかかっていた圧力がフーーッと抜けた。あー、なるほど、確かにちょっと貧血状態のようにズーンとした感じがあった。
「はい、またレントゲン。曲げた状態も左右撮るから…4枚」
え？曲げた状態？そうか、麻酔で力が入らないから、繋いだばかりの今の状態でも曲げることはできるのか。
撮影されてる間、言葉を信じるなら膝を曲げられていたはずで、実際触られている感じはあるのだが、曲げられている感覚はまったくなかった。だから、触られているのに、その箇所が虚空に浮かんでるかのようで、自分の足がどこかに行ってしまったかのような気持ち悪い感覚がした。
つづく。
nobilesの投稿(23:10:45-2014-08-10) -
カテゴリ: Injury
コメント
果汁３％ wrote:
2014-08-10 23:38:12
nobiles wrote:
まったくだよ。ガーーーッと怒った後のフォローもしないからさぁ。怒った本人が後で静かに言い聞かせるのが一番効くんだっつってんのに。要教育ですな。
2014-08-11 09:01:29
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