NOBILES Days
Jump to navigationDestroyed again - (14) Just before the storm
もう間もなく、結婚して10年になっちまう。なので、生活用具も同じ期間使用しているものが多い。
まあ、洗濯機はドラム式に換えたり、使い方を誤って壊れた電子レンジを買い替えたりはしたが、例えば照明、家具、冷蔵庫、掃除機、空気清浄機、FAX電話などは10年センシュを迎えつつある。それぞれ、そろそろガタが見えてきている。
特にホットなのが、居間の照明と、電話かな。
照明は3灯あるうちの1灯が、まだ寿命とは思えないのだが、スイッチを入れると一瞬点いた後、すぐに点かなくなってしまう。自慢じゃないが居間はかなり広いので、2灯だけでは結構暗い。色温度を変えられるLED照明に興味もあるし、値段も下がってきたので、買い替えが近いかな。
一方、電話の方はもっと深刻というか不便というか。コードレス子機の電池がしにかかっていて、20分くらいしか持たない。本体の液晶も接触が悪くなってモザイク状になってしまった。こちらも、間もなくかな。
やれやれ、金かかるなー。
「夏、魚しました」
嫁さんが奮発して買った絵。藤城清治という方の作品だそうだ。
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO320)
さて、大怪我日記第14回。手術が終って病室に戻る辺りの話だよ。
バックナンバーも増えてきたんで、Read moreの中に移動しましょうかね。
=== Destroyed again - Backnumber ===
(1) The low sound
(2) The diagnosis
(3) A long long day
(4) Waiting long
(5) Take a radiograph of the opposite leg
(6) Almost got another injury
(7) The beauty focused on the retina
(8) The eye not beaten by water
(9) The substitute equipment
(10) The day before
(11) The calm afternoon
(12) The fearful tube
(13) Stimulus and fatigue
6/29、バンド練の帰りに左の膝蓋腱を断裂した俺は、7/7に手術を受けた。
5年前の右足のときと違い、今回は手術中もずっと覚醒状態だったので、様々な新たな体験をした。
どうやら縫合が終了したのか、慌ただしく後片付けが始まった。俺の向かって右奥の側からヌッと1人の医師が近づいてきた。あ、リリー・フランキー（違）先生だ。そう言えば、手術室に入ってから、ちゃんとフランキー（違）先生の存在を認識したのはこれが初めてだった。
「無事、終わりましたよ。どうですか、疲れた？」
「ああ、ありがとうございます。そうですね、さすがに」
「マグロな女」状態になりながらも（こら）、それなりに張りつめていたものが、やっと安堵とともに解き放たれた気がした。
「はーい、ついたて取っちゃいますよー」
看護師千秋（違）が来て、タオル地の目隠しを取った。目隠しがなくなっても、既に作業は終わっていて特に何かめぼしいものがあるわけではない。足を見ようとしても、布を被せられた自分の腹しか視界に入らない（腹が出ているわけではないぞよ）。
「血圧計と心電図とりますねー」
千秋（違）がその布の中に手を突っ込んで、測定器類をどんどん外していく。あの豪快な笑い声のおばちゃんも参戦してたかな。
しばらくして、手術台の右側にベッドが横付けされた。多分俺の病室から持ってきたものだろう。
「じゃあ、ベッドに移動しますよー」
看護師や、おそらく若手の男性医師など5〜6人が俺の周りに群がった。そして…この時敷いたのか、最初から手術台の上に敷いてあったのか記憶が定かでないが…俺の身体の下にあった布の上を滑らせるように全員で俺の身体を押して、手術台からベッドの上に移動させた。手早くその布を抜き取ると、ベッドに既にセットされていたと思しき手術衣を俺の身体に着せてくれた。
そして、慌ただしく手術室を出て、手術前室に移動した。ここで、病棟の看護師のお迎えを待つようだ。
再びリリー・フランキー（違）先生が来て、左右の足のレントゲンを見せてくれた。どちらも、膝を90°ほど曲げた状態のもので、お皿の位置がほぼ同じになっているのが分かるものだった。
「あ、右の方は金具なんでレントゲンに写ってるけど、今回は…あれ？これ溶けちゃうんだっけ？そういう素材のもので留めたんでレントゲンには写ってないです」
へぇ。あのハンマーで打ち付けたやつか。
「それで、今後の経過はS君が担当しますから。」
ん？あ、若広沢（違）先生が、フランキー（違）先生の後ろから会釈した。
そっか。最初の外来時に看護師さんが「膝ならフランキー（違）先生」と言ってわざわざ時間かかってでも診てもらったわけだが、代わっちゃうのか。若広沢（違）先生はファーストコンタクト時に、痛みとか関係なく結構ゴリゴリいじられた記憶があるために、正直言うと若干ネガティブな感情も起こったが、まあ信用することにしよう。
「腱をつなげたんで、理論上はもう体重かけてもいいですから」
え？？？体重かけていいの？？5年前は1ヶ月間ダメだったのに？
若干頭に「？」マークが点滅している間に、大沢あかね（違）ともう一人いたかどうか、病棟の看護師が迎えにきて、慌ただしく手術前室を出る。
「ありがとうございましたー」
お礼を言うのも束の間だった。
廊下に出ると、左側からひょっこり見慣れた顔が現れた。
「オツカレー」
嫁さんだった。また割とフラットで軽い感じだな (^_^;。5年前と同様で。
病室に戻って、ようやく一息という感じだ。そのうち、嫁さんのお父さんも嫁さんを迎えにやってきて、「おー、終わって良かったなー」なんて言っている。
だが、俺は知っている。手術なんて、はっきり言って患者はまな板の上のコイに過ぎない。まあ、管入れるのは痛かったけど。患者にとって本当の戦いは麻酔が切れる頃から始まるのだ。
看護師さんが腫れるのを防ぐ保冷剤を持ってきた。「あ、じゃあ帰るか」なんて軽いノリで嫁さんとお義父さんが帰って行った。
布団をめくると、術後の左足には、手術前から使っていたニーブレスという装具がまた巻かれていた。その上で、5cmくらい高くなるように、枕のようなものが下に敷かれていた。多分血流を心臓に流しやすくするためだろう。
5年前はギプスを1ヶ月間巻いたが、今回は装具で済ますようだ。その装具を外すと、10cm四方くらいで厚み5cmばかりの白いスポンジのようなものが術部の上に貼りつけてあった。
「あ、タオルありますか？」
左足にタオルを被せ、先述のスポンジを囲むようにして、保冷剤3つを配置し、無理矢理装具のベルクロテープを留めて固定した。5年前は氷をビニール袋に満載してぶら下げてたけど、この辺も全然違うね (^_^;。でも、前回はギプスの上からだったから全然冷えた気がしなかったけど、今回は覿面（てきめん）に冷える。ほんと、前回は氷であんなに重かったけど効果があったのかよ、と思うほどだ。
そう言えば術前は、飲食ができないことから、脱水症状対策および養分補給のための点滴が1つだったのだが、術後はそれに加えて化膿止めの抗生剤も加わって2つになっていた。
午後5時頃だったか、主治医となった若広沢（違）先生が来た。
「えっと、さっき体重乗せてもいいと言ったんですけどね。理論上はそうなんですけど、腫れたり痛くなったりする可能性があるんで、一応、1週間くらいは体重かけないで様子を見ましょうか。」
え？そんな程度のさじ加減なの？まあ、そりゃ痛くなるのは御免だし、前回は1ヶ月体重乗せなかったわけだから、まあいいけど。
さて、それからしばらくは嵐の前の静けさだ。一人ベッドの上で、会社などへ手術が終了した旨の報告メールを送ったりしていた。ふと、5年前のことを思い出し、病棟が一緒で仲良くなったおばちゃんにもメールを送った。結構すぐ返事が来て嬉しくなった。
夕方に大沢あかね（違）が尿の廃棄と点滴の交換にやってきた。尿タンクの目盛りが一瞬見えたが、500mlくらいあるように見えた。うーん、これが溜まっていると思うと、そりゃあ辛いわけだ。この瞬間は管を入れてよかったと思った。
メールをやったりしているうちに、iPhoneの電池が減ってきた。自宅から持って来たタップに、あらかじめUSBの充電器をつないで、寝た状態でも手が届くテレビの横辺りに置いておいたので、そのLightningケーブルにつないだ。
あれ？充電状態にならない。
うああ！どうやら手術室に俺を迎えに行くときにベッドを移動した際、タップも外されてしまったらしい。マジかよー。麻酔で下半身が動かない身には、タップをコンセントに差しこむなど、とても無理だ。
ここで、ベッドのすぐ横にトランクを置いておいたことが功を奏した。必死に上半身を伸ばしてトランクを開けると、先日買ったばかりの12000mAhのUSBバッテリーを探り当てた。これさえ繋げば、とりあえず1〜2日はiPhoneを使える。それより前にタップはつなげるだろうけど (^_^;。
そんなうちに、だんだんと麻酔の効果が足の指先から解けてきた。ピリピリとした刺激はあるが、だんだんと動かせるようになってきたのだ。
午後7時頃だったろうか、2日前に入院時に説明してくれた常磐ちゃん（違）がやってきた。相変わらず頭小さいなー。予告通り夜勤のようだ。
「頑張りましょうね！」
なんて、軽くガッツポーズみたいなのをしている。なんかこの一生懸命さが可愛いなあ。うん、頑張るー。
「あー...主治医が○○先生（若広沢のこと）になったんですねぇ...」
あれ？あの、そのちょっとテンション低めに言わないでもらえます？不安になるんですけど。
でも実際のところ、医者としての実力は副院長であるフランキー（違）の方が上なんだろうね。当然ながら。
「あれ？あ、お小水、タンクになったんですね」
あい、選択の余地はなかったっす。
「あと、おならが出たら呼んでくださいね。お腹が動き始めたっていう証拠なんで」
…それから15分ほどで目出度く屁が出た。ナースコールを押して報告した。大の大人が「おならが出ましたので報告しますー」ってなかなか間抜けな構図だなー。
つづく。
まあ、洗濯機はドラム式に換えたり、使い方を誤って壊れた電子レンジを買い替えたりはしたが、例えば照明、家具、冷蔵庫、掃除機、空気清浄機、FAX電話などは10年センシュを迎えつつある。それぞれ、そろそろガタが見えてきている。
特にホットなのが、居間の照明と、電話かな。
照明は3灯あるうちの1灯が、まだ寿命とは思えないのだが、スイッチを入れると一瞬点いた後、すぐに点かなくなってしまう。自慢じゃないが居間はかなり広いので、2灯だけでは結構暗い。色温度を変えられるLED照明に興味もあるし、値段も下がってきたので、買い替えが近いかな。
一方、電話の方はもっと深刻というか不便というか。コードレス子機の電池がしにかかっていて、20分くらいしか持たない。本体の液晶も接触が悪くなってモザイク状になってしまった。こちらも、間もなくかな。
やれやれ、金かかるなー。
「夏、魚しました」
嫁さんが奮発して買った絵。藤城清治という方の作品だそうだ。
(PentaxK-3, PentaxFA31mmLimitedF1.8, 1/60sec, F1.8, ISO320)
さて、大怪我日記第14回。手術が終って病室に戻る辺りの話だよ。
バックナンバーも増えてきたんで、Read moreの中に移動しましょうかね。
=== Destroyed again - Backnumber ===
(1) The low sound
(2) The diagnosis
(3) A long long day
(4) Waiting long
(5) Take a radiograph of the opposite leg
(6) Almost got another injury
(7) The beauty focused on the retina
(8) The eye not beaten by water
(9) The substitute equipment
(10) The day before
(11) The calm afternoon
(12) The fearful tube
(13) Stimulus and fatigue
6/29、バンド練の帰りに左の膝蓋腱を断裂した俺は、7/7に手術を受けた。
5年前の右足のときと違い、今回は手術中もずっと覚醒状態だったので、様々な新たな体験をした。
どうやら縫合が終了したのか、慌ただしく後片付けが始まった。俺の向かって右奥の側からヌッと1人の医師が近づいてきた。あ、リリー・フランキー（違）先生だ。そう言えば、手術室に入ってから、ちゃんとフランキー（違）先生の存在を認識したのはこれが初めてだった。
「無事、終わりましたよ。どうですか、疲れた？」
「ああ、ありがとうございます。そうですね、さすがに」
「マグロな女」状態になりながらも（こら）、それなりに張りつめていたものが、やっと安堵とともに解き放たれた気がした。
「はーい、ついたて取っちゃいますよー」
看護師千秋（違）が来て、タオル地の目隠しを取った。目隠しがなくなっても、既に作業は終わっていて特に何かめぼしいものがあるわけではない。足を見ようとしても、布を被せられた自分の腹しか視界に入らない（腹が出ているわけではないぞよ）。
「血圧計と心電図とりますねー」
千秋（違）がその布の中に手を突っ込んで、測定器類をどんどん外していく。あの豪快な笑い声のおばちゃんも参戦してたかな。
しばらくして、手術台の右側にベッドが横付けされた。多分俺の病室から持ってきたものだろう。
「じゃあ、ベッドに移動しますよー」
看護師や、おそらく若手の男性医師など5〜6人が俺の周りに群がった。そして…この時敷いたのか、最初から手術台の上に敷いてあったのか記憶が定かでないが…俺の身体の下にあった布の上を滑らせるように全員で俺の身体を押して、手術台からベッドの上に移動させた。手早くその布を抜き取ると、ベッドに既にセットされていたと思しき手術衣を俺の身体に着せてくれた。
そして、慌ただしく手術室を出て、手術前室に移動した。ここで、病棟の看護師のお迎えを待つようだ。
再びリリー・フランキー（違）先生が来て、左右の足のレントゲンを見せてくれた。どちらも、膝を90°ほど曲げた状態のもので、お皿の位置がほぼ同じになっているのが分かるものだった。
「あ、右の方は金具なんでレントゲンに写ってるけど、今回は…あれ？これ溶けちゃうんだっけ？そういう素材のもので留めたんでレントゲンには写ってないです」
へぇ。あのハンマーで打ち付けたやつか。
「それで、今後の経過はS君が担当しますから。」
ん？あ、若広沢（違）先生が、フランキー（違）先生の後ろから会釈した。
そっか。最初の外来時に看護師さんが「膝ならフランキー（違）先生」と言ってわざわざ時間かかってでも診てもらったわけだが、代わっちゃうのか。若広沢（違）先生はファーストコンタクト時に、痛みとか関係なく結構ゴリゴリいじられた記憶があるために、正直言うと若干ネガティブな感情も起こったが、まあ信用することにしよう。
「腱をつなげたんで、理論上はもう体重かけてもいいですから」
え？？？体重かけていいの？？5年前は1ヶ月間ダメだったのに？
若干頭に「？」マークが点滅している間に、大沢あかね（違）ともう一人いたかどうか、病棟の看護師が迎えにきて、慌ただしく手術前室を出る。
「ありがとうございましたー」
お礼を言うのも束の間だった。
廊下に出ると、左側からひょっこり見慣れた顔が現れた。
「オツカレー」
嫁さんだった。また割とフラットで軽い感じだな (^_^;。5年前と同様で。
病室に戻って、ようやく一息という感じだ。そのうち、嫁さんのお父さんも嫁さんを迎えにやってきて、「おー、終わって良かったなー」なんて言っている。
だが、俺は知っている。手術なんて、はっきり言って患者はまな板の上のコイに過ぎない。まあ、管入れるのは痛かったけど。患者にとって本当の戦いは麻酔が切れる頃から始まるのだ。
看護師さんが腫れるのを防ぐ保冷剤を持ってきた。「あ、じゃあ帰るか」なんて軽いノリで嫁さんとお義父さんが帰って行った。
布団をめくると、術後の左足には、手術前から使っていたニーブレスという装具がまた巻かれていた。その上で、5cmくらい高くなるように、枕のようなものが下に敷かれていた。多分血流を心臓に流しやすくするためだろう。
5年前はギプスを1ヶ月間巻いたが、今回は装具で済ますようだ。その装具を外すと、10cm四方くらいで厚み5cmばかりの白いスポンジのようなものが術部の上に貼りつけてあった。
「あ、タオルありますか？」
左足にタオルを被せ、先述のスポンジを囲むようにして、保冷剤3つを配置し、無理矢理装具のベルクロテープを留めて固定した。5年前は氷をビニール袋に満載してぶら下げてたけど、この辺も全然違うね (^_^;。でも、前回はギプスの上からだったから全然冷えた気がしなかったけど、今回は覿面（てきめん）に冷える。ほんと、前回は氷であんなに重かったけど効果があったのかよ、と思うほどだ。
そう言えば術前は、飲食ができないことから、脱水症状対策および養分補給のための点滴が1つだったのだが、術後はそれに加えて化膿止めの抗生剤も加わって2つになっていた。
午後5時頃だったか、主治医となった若広沢（違）先生が来た。
「えっと、さっき体重乗せてもいいと言ったんですけどね。理論上はそうなんですけど、腫れたり痛くなったりする可能性があるんで、一応、1週間くらいは体重かけないで様子を見ましょうか。」
え？そんな程度のさじ加減なの？まあ、そりゃ痛くなるのは御免だし、前回は1ヶ月体重乗せなかったわけだから、まあいいけど。
さて、それからしばらくは嵐の前の静けさだ。一人ベッドの上で、会社などへ手術が終了した旨の報告メールを送ったりしていた。ふと、5年前のことを思い出し、病棟が一緒で仲良くなったおばちゃんにもメールを送った。結構すぐ返事が来て嬉しくなった。
夕方に大沢あかね（違）が尿の廃棄と点滴の交換にやってきた。尿タンクの目盛りが一瞬見えたが、500mlくらいあるように見えた。うーん、これが溜まっていると思うと、そりゃあ辛いわけだ。この瞬間は管を入れてよかったと思った。
メールをやったりしているうちに、iPhoneの電池が減ってきた。自宅から持って来たタップに、あらかじめUSBの充電器をつないで、寝た状態でも手が届くテレビの横辺りに置いておいたので、そのLightningケーブルにつないだ。
あれ？充電状態にならない。
うああ！どうやら手術室に俺を迎えに行くときにベッドを移動した際、タップも外されてしまったらしい。マジかよー。麻酔で下半身が動かない身には、タップをコンセントに差しこむなど、とても無理だ。
ここで、ベッドのすぐ横にトランクを置いておいたことが功を奏した。必死に上半身を伸ばしてトランクを開けると、先日買ったばかりの12000mAhのUSBバッテリーを探り当てた。これさえ繋げば、とりあえず1〜2日はiPhoneを使える。それより前にタップはつなげるだろうけど (^_^;。
そんなうちに、だんだんと麻酔の効果が足の指先から解けてきた。ピリピリとした刺激はあるが、だんだんと動かせるようになってきたのだ。
午後7時頃だったろうか、2日前に入院時に説明してくれた常磐ちゃん（違）がやってきた。相変わらず頭小さいなー。予告通り夜勤のようだ。
「頑張りましょうね！」
なんて、軽くガッツポーズみたいなのをしている。なんかこの一生懸命さが可愛いなあ。うん、頑張るー。
「あー...主治医が○○先生（若広沢のこと）になったんですねぇ...」
あれ？あの、そのちょっとテンション低めに言わないでもらえます？不安になるんですけど。
でも実際のところ、医者としての実力は副院長であるフランキー（違）の方が上なんだろうね。当然ながら。
「あれ？あ、お小水、タンクになったんですね」
あい、選択の余地はなかったっす。
「あと、おならが出たら呼んでくださいね。お腹が動き始めたっていう証拠なんで」
…それから15分ほどで目出度く屁が出た。ナースコールを押して報告した。大の大人が「おならが出ましたので報告しますー」ってなかなか間抜けな構図だなー。
つづく。
nobilesの投稿(22:43:12-2014-08-11) -
カテゴリ: Injury
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