NOBILES Days
Jump to navigation2005 F-1 Monaco Tour (20) - Day4(5/20) Sunny Monaco
ヤバい！！今年もモナコGPの季節が来ちまった。もう新婚旅行で行ってから7年なのに、旅行記は半分行ったかどうかという体たらくだ。
毎年のことだが、焦って更新してみよう (^_^;。どうせその時だけなんだろうけど。
モナコGP伝統の「パーティデー」。金曜日にマシンの走行はない。
この日、俺たちはツアーに組みこまれた（正確にはオプションだが、9割方参加していたと思う）エズ村探訪に参加した。ツアーならではの慌ただしさは少しあったが、その風光を楽しんだ。
俺たちを乗せたバスはそのまま、宿のあるニースとは逆方向へ走り、モナコに着いた。この後、クルーザー上でのパーティがあるのだ。
ゼッケン1も誇らしげなFerrariF2005のノーズが無造作に
(PanasonicDMC-FZ10(9.4mm=equiv57.0mm), 1/160sec, F4.0, ISO50)
2005年モナコGP観戦記バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
4.To Vence
5.At Vence
6.Vence Old Town
7.First Monaco
8.Kir Royal
9.Free Practice 1
10.Free Practice 2
11.Meet F-1 Drivers
12.Walk Around In Monaco
13.Course Open
14.Meet The God
15.Dive Into The Water
16.The Evening of The Palace
17.Tour Mates
18.The Honeycomb Village
19.The Hawaiian Priest
バスは、前日に列車で降りたモンテカルロ駅の出口近くに着いた。いかにもラテンな素敵な運転手ともここでお別れだ。
クルーザーは、ここから10分ほど歩いたところにあり、各自移動ということになったが、パーティまでは1時間ほど時間があった。せっかくだから、レーシングカーの走行がない、比較的日常に近いモナコの街を散策してみることにした。
まずは、前日にコースを歩いた際、まだコースオープンになっていなかったために歩けなかった、ホームストレートからマスネコーナーまで歩いてみることにした。
ホームストレートを歩くと、ピットの裏側が見える（以前はこちらが正ピットだったのだが）。フェラーリのフロントウィングが...こんなに無造作に置いてていいのか？タイヤなんかも積んであって、前線基地の臨場感が伝わってくる。
スターティンググリッドを歩いていくのもなかなか胸踊るものがある。ちょっと周りに歩いてる人多過ぎだけど。
1コーナーに向かって左側にロイヤルボックスが見えてきた。F-1全戦中唯一、定型の表彰台を免除されているモナコは、このロイヤルボックスで表彰式を行う。貴族のスポーツとしての歴史を感じさせる。
モナコ王族が観戦するロイヤルボックス
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/320sec, F4.0, ISO50)
そこからさらにもう少し歩くとスタートラインだ。
1994年の第4戦のモナコGPでは、その前戦サンマリノGPで事故死した、アイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーを悼むため、最前列はブラジル国旗とオーストリア国旗が貼られ、空席とされた。
あれから11年も経っている（旅行当時で）。華やかなモナコの中で、そんなことを思った俺は少しセンチになった。
スタートライン
(PanasonicDMC-FZ10(6.1mm=equiv36.0mm), 1/400sec, F4.0, ISO50)
センチな気分は置いておいて、また1コーナー、サン・デ・ポーテに向けて歩く。
ちなみにコースオープンしているということは、車は普通に走っているので好き勝手にウロチョロできるわけではない。
サン・デ・ポーテまで行くと街路樹も途切れ、また底抜けに明るい陽光が降り注ぐ。前日は夕暮れ時にコースを歩いたが、この日はまだ午後イチで全く雰囲気が違う。
1コーナー、サン・デ・ポーテ
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/500sec, F4.6, ISO50)
サン・デ・ポーテのコーナー内側を通り、直線ボー・リバージュの登りに出る。結構な登り坂だ。景色の良い海側は狭くて人が連なっていて歩きづらいので、途中から山側に渡って登ることにした。
テレビでF-1を見ているとあっという間に過ぎ去ってしまうこの場所だが、実際に歩いてみると、高級そうなホテルがあり、その駐車場の入り口が口を開けていたりして、だいぶ雰囲気が違う。
というか、その目の前を200km/hでマシンが駆け抜けるのだと思うと、また高揚感を覚えてしまう。実はこの坂の途中に、Y字交差点も存在した。実際に来てみなければなかなか分からないことだ。
その交差点からもう少し登ると、ほぼ坂の頂点に達する。マスネコーナーだ。
前日は営業していなかった、マスネ内側のブランドショップは、レース走行がないこの日ばかりはさすがに営業していた。
マスネコーナーからサン・デ・ポーテ側を臨む
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/500sec, F5.2, ISO50)
せっかくだからお土産購入だ〜と、ディオールやらエルメスやらをハシゴしてしまった。それらのセレブな雰囲気とはおよそマッチするとは思えないラフな服装で。ディオールには、日本には輸入されていなさそうな、とてもライトでポップなアクセサリーもあったりして、（嫁さんが）ついつい散財してしまった。お店も、すごく清潔感と開放感があった。
ブランドショップエリアのすぐ先が、前日フローランさんが立ち尽くしていたカジノ前だ。買い物も一段落したところで正面に移動してみる。
前日の夕暮れ時と違い、パーティデーなのもあって、とても華やかな雰囲気だった。横のカフェにもたくさんの人が腰掛けて昼下がりのこの雰囲気を楽しんでいるようだった。
カジノからついついミラボー〜ステーションヘアピンとその先もコースを歩いて行きたくなるが、さすがに2日連続で行く元気はないし、そろそろクルーザーでのパーティーの時間になってしまう。仕方がないので？再び元来たボー・リバージュを下ってサン・デ・ポーテに戻った。
まだ多少時間があった。そこで、走行がなく、オープンになっているピットまで行ってみた。だが、見た限りでは、カウルくらいは飾ってあるが、マシンを間近に見れるという雰囲気でもなさそうだし、ドライバーが出てきてファンサービス、という感じでもないようだ。そもそも、こんな人混みの中じゃなくてもサインゲットできる権利を持っているので (^_^;、早々にピットから退散した。
そんなわけでパーティーの行われるクルーザーへ向かう。
ピットの出口側は実はプールのすぐ横で、ちゃんと通路があってプールサイドシケイン側に抜けられるようになっていた。
プールサイドまで来れば、タバコ屋コーナーにあるキール・ロワイヤルはもう目の前だ。ほぼ時間きっかりにクルーザーに辿り着いた。
今回の歩いたコース。結構な距離だね。
つづく。
毎年のことだが、焦って更新してみよう (^_^;。どうせその時だけなんだろうけど。
モナコGP伝統の「パーティデー」。金曜日にマシンの走行はない。
この日、俺たちはツアーに組みこまれた（正確にはオプションだが、9割方参加していたと思う）エズ村探訪に参加した。ツアーならではの慌ただしさは少しあったが、その風光を楽しんだ。
俺たちを乗せたバスはそのまま、宿のあるニースとは逆方向へ走り、モナコに着いた。この後、クルーザー上でのパーティがあるのだ。
ゼッケン1も誇らしげなFerrariF2005のノーズが無造作に
(PanasonicDMC-FZ10(9.4mm=equiv57.0mm), 1/160sec, F4.0, ISO50)
2005年モナコGP観戦記バックナンバーはこちら。
1.Prologue
2.To Nice
3.Musee Matisse
4.To Vence
5.At Vence
6.Vence Old Town
7.First Monaco
8.Kir Royal
9.Free Practice 1
10.Free Practice 2
11.Meet F-1 Drivers
12.Walk Around In Monaco
13.Course Open
14.Meet The God
15.Dive Into The Water
16.The Evening of The Palace
17.Tour Mates
18.The Honeycomb Village
19.The Hawaiian Priest
バスは、前日に列車で降りたモンテカルロ駅の出口近くに着いた。いかにもラテンな素敵な運転手ともここでお別れだ。
クルーザーは、ここから10分ほど歩いたところにあり、各自移動ということになったが、パーティまでは1時間ほど時間があった。せっかくだから、レーシングカーの走行がない、比較的日常に近いモナコの街を散策してみることにした。
まずは、前日にコースを歩いた際、まだコースオープンになっていなかったために歩けなかった、ホームストレートからマスネコーナーまで歩いてみることにした。
ホームストレートを歩くと、ピットの裏側が見える（以前はこちらが正ピットだったのだが）。フェラーリのフロントウィングが...こんなに無造作に置いてていいのか？タイヤなんかも積んであって、前線基地の臨場感が伝わってくる。
スターティンググリッドを歩いていくのもなかなか胸踊るものがある。ちょっと周りに歩いてる人多過ぎだけど。
1コーナーに向かって左側にロイヤルボックスが見えてきた。F-1全戦中唯一、定型の表彰台を免除されているモナコは、このロイヤルボックスで表彰式を行う。貴族のスポーツとしての歴史を感じさせる。
モナコ王族が観戦するロイヤルボックス
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/320sec, F4.0, ISO50)
そこからさらにもう少し歩くとスタートラインだ。
1994年の第4戦のモナコGPでは、その前戦サンマリノGPで事故死した、アイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーを悼むため、最前列はブラジル国旗とオーストリア国旗が貼られ、空席とされた。
あれから11年も経っている（旅行当時で）。華やかなモナコの中で、そんなことを思った俺は少しセンチになった。
スタートライン
(PanasonicDMC-FZ10(6.1mm=equiv36.0mm), 1/400sec, F4.0, ISO50)
センチな気分は置いておいて、また1コーナー、サン・デ・ポーテに向けて歩く。
ちなみにコースオープンしているということは、車は普通に走っているので好き勝手にウロチョロできるわけではない。
サン・デ・ポーテまで行くと街路樹も途切れ、また底抜けに明るい陽光が降り注ぐ。前日は夕暮れ時にコースを歩いたが、この日はまだ午後イチで全く雰囲気が違う。
1コーナー、サン・デ・ポーテ
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/500sec, F4.6, ISO50)
サン・デ・ポーテのコーナー内側を通り、直線ボー・リバージュの登りに出る。結構な登り坂だ。景色の良い海側は狭くて人が連なっていて歩きづらいので、途中から山側に渡って登ることにした。
テレビでF-1を見ているとあっという間に過ぎ去ってしまうこの場所だが、実際に歩いてみると、高級そうなホテルがあり、その駐車場の入り口が口を開けていたりして、だいぶ雰囲気が違う。
というか、その目の前を200km/hでマシンが駆け抜けるのだと思うと、また高揚感を覚えてしまう。実はこの坂の途中に、Y字交差点も存在した。実際に来てみなければなかなか分からないことだ。
その交差点からもう少し登ると、ほぼ坂の頂点に達する。マスネコーナーだ。
前日は営業していなかった、マスネ内側のブランドショップは、レース走行がないこの日ばかりはさすがに営業していた。
マスネコーナーからサン・デ・ポーテ側を臨む
(PanasonicDMC-FZ10(6.0mm=equiv36.0mm), 1/500sec, F5.2, ISO50)
せっかくだからお土産購入だ〜と、ディオールやらエルメスやらをハシゴしてしまった。それらのセレブな雰囲気とはおよそマッチするとは思えないラフな服装で。ディオールには、日本には輸入されていなさそうな、とてもライトでポップなアクセサリーもあったりして、（嫁さんが）ついつい散財してしまった。お店も、すごく清潔感と開放感があった。
ブランドショップエリアのすぐ先が、前日フローランさんが立ち尽くしていたカジノ前だ。買い物も一段落したところで正面に移動してみる。
前日の夕暮れ時と違い、パーティデーなのもあって、とても華やかな雰囲気だった。横のカフェにもたくさんの人が腰掛けて昼下がりのこの雰囲気を楽しんでいるようだった。
カジノからついついミラボー〜ステーションヘアピンとその先もコースを歩いて行きたくなるが、さすがに2日連続で行く元気はないし、そろそろクルーザーでのパーティーの時間になってしまう。仕方がないので？再び元来たボー・リバージュを下ってサン・デ・ポーテに戻った。
まだ多少時間があった。そこで、走行がなく、オープンになっているピットまで行ってみた。だが、見た限りでは、カウルくらいは飾ってあるが、マシンを間近に見れるという雰囲気でもなさそうだし、ドライバーが出てきてファンサービス、という感じでもないようだ。そもそも、こんな人混みの中じゃなくてもサインゲットできる権利を持っているので (^_^;、早々にピットから退散した。
そんなわけでパーティーの行われるクルーザーへ向かう。
ピットの出口側は実はプールのすぐ横で、ちゃんと通路があってプールサイドシケイン側に抜けられるようになっていた。
プールサイドまで来れば、タバコ屋コーナーにあるキール・ロワイヤルはもう目の前だ。ほぼ時間きっかりにクルーザーに辿り着いた。
今回の歩いたコース。結構な距離だね。
つづく。
nobilesの投稿(23:41:28-2012-05-24) -
カテゴリ: Monaco
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